【伝える力】コミュニケーション能力が上がる簡単な方法!

「あなたはコミュニケーションが得意ですか?」
と聞かれた時、7割以上の人が苦手と回答したデータにあるように、現代人の大きな悩みの一つとなっております。
仕事や日常生活で、当たり前のように相手に想いが伝わらないことが多く「無理なんじゃないか?」「ある程度は仕方ない!」と諦めてる方も多いかと思います。

これに関して結論から申しますと、勉強によって簡単に伝える力を身に付けることができるので、努力次第で人間関係を激的に改善することができます。

とはいえ「そんな簡単にできるわけない!」とお考えになる方が多いかと思います。
当時の僕もそんな気持ちで過ごしていましたし、いきなりこんな話されてもすぐには信じられないと考えるでしょう。
実際に、勉強の重要性に最初に気づいた時も半信半疑な気持ちでしたが、何とかしたいという思いで勉強し実践しました。
すると、職場の人達から徐々に信頼されるようになったことで人事評価もあがり、現在は毎日楽しく仕事ができるようになっています。

そんな僕がコミュニケーション能力を向上させる方法について、以下の目次に沿って解説します。

コミュニケーションを苦手と感じる理由について

コミュニケーションを苦手と感じる理由について

一般的に、人見知りで会話が苦手な場合や、緊張して目を合わせられない人などが苦手というイメージが強いです。
しかし調査の結果、そういう風に見えない方からもコミュニケーションが苦手という意見が多数ありました。

コミュニケーションが苦手に感じるポイント
  • 自分の気持ちが上手く伝わらなかった時
  • 相手の話すことを勘違いで受け取った時
  • 相手の気持ちが読めなかった時
  • 上司から怒られた時
  • 職場で揉めた時
  • 相手に嫌われたと感じた時

これら以外にも多数の要因があるかと思いますが、大事なポイントとしては「誰でも起こりうる出来事から苦手と感じることが多い」ということです。

コミュニケーション能力を向上させる方法について

コミュニケーション能力を向上させる方法について

一般的な解決法として、

「会話力を磨く」「心理を読むテクニックを身に付ける」などもありますが、これはすぐに身に付くスキルではないですし、誰にでも出来るというものでもないです(誰にでも出来るのならそもそもこの問題は起きていない)。

とにかく相手の話を聞く

今回ご紹介するのは、誰でも出来てかつ効果がある方法です。
それは、とにかく相手の話を「聞く」ことです。
えっ!と思われるかも知れませんが、これは確実に効果あります。
どのくらい?それは相手が「聴いてもらえた」と感じてくれるまでです。

聴いてもらえた分だけ自分の話も聞いてくれる

世の中には、「振り子の原理」というものがあります。
これは、「ある方向で振れた振り子は同じエネルギーで反対に振れる」ということです。
これに「聞き」と「話す力」が当てはまります。
つまり、普段から話を聞いてくれている人の話は聞くようになるし、全く話を聞いてくれない人の話は聞かない、ということです。
これは例えば、良いプレゼントをいただいたからお返ししたいと思う気持ちに近いとも言えます。

例えば、話すのがいかにも下手そうな上司がいたとしましょう。
しかしその上司は、普段から部下の面倒見が良く、話をよく聞き的確な仕事のフォローやアドバイスをしてくれていたとしたら、ある時仕事の失敗をその上司に報告して仮に怒られたとしても、その部下はしっかり話を聞くでしょう。

反対に普段から全く話を聞いてくれない上司だとしたら、仕事のことで相談しても自論を話すだけで全く聞いてくれないしフォローもしない、そんな人の話し方がいくら上手くても恐らく誰も聞かないでしょう。

したがって、伝える力を磨くのに自分のトークやスピーチ力は関係なく、普段から相手の話を聞いているかが重要なポイントになります。

聞く力を磨く上での注意点

聴く力を磨く上での注意点

先に述べたことから、「聞く力」を磨くだけでコミュニケーション能力が向上し、悩みが一気に改善されます。
ただし注意点もあります。

答えを持たずに聞く

まずは聞く側は「答えを持たずに聞く」ということです。
これはよくあると思いますが、例えば上司に悩みを相談している時、まだこちらの話が終わっていないのに、上司が話を止めて結論を述べたらどうでしょう?
それで部下は聞いてもらえたと感じるでしょうか?

「いや、そうじゃない」「まだ話終わってない」と思われてることが多く、話は伝わらないでしょう。
なので、話を聞きながら結論が出たとしても、結論を急がず最後まで話を聞くことが重要になってきます。

主体的に聞く

次に聞くは受け身のように感じますが、「主体的に聞く」ことです。
それはジェスチャーなどで反応するのもいいですし、それが恥ずかしいという方は、メモを取るのもいいです。
これらのことを実践することで、真剣に聞いてもらってるということが伝わりやすいです。

ただし、メモ帳を持ってるだけで何も書いてないことが伝わってしまったら逆効果になる可能性もあります。

にならない声を聴く

最後に相手の「声にならない声を聞く」ことです。
これはある程度の経験が必要になりますが、上記2つのことを実践していたら自然と分かるようになります。
イメージとしては、漫画の吹き出しです。
これをイメージしながら聞くと、今本音を言ってるのか?本当は何を考えてるのか?が分かるようになります。

なかなか相手のことが分からないという方は、全てが終わって帰る時の後ろ姿を観察することをオススメします。
例えば、仕事の場合だと仕事が終わって帰る時になりますし、恋人・友人の場合だと帰る時のそれぞれ離れていく瞬間になります。
理由は、大半の人はこの瞬間は気が緩むことが多く、本音が読み取りやすいからです。

質問はほどほどに

質問はほどほどに

相手のことをいろいろ知りたいと思って、こちらからどんどん質問することはあまりおすすめしません。
理由は、質問は基本的に「相手から奪う」ことになるからです。
相手は、「答えなきゃいけないのか?」と奪われるばかりになると、警戒心が強くなって返って本音を話さなくなります。

例えばお店に買い物に来た時、店員さんにいろいろ聞かれたらどうでしょう?
素直に答える方もいるかもしれませんが、大半は警戒してあまり話さなくなるのではないでしょうか?
これと同じことが起こります。

なので、なるべくは吹き出しをイメージしながら相手の声にならない声を聞いて下さい。
もし、どうしても分からないけど気になる場合、先にこちらからいくつかプレゼントをしてから質問すると良い場合があります。
プレゼントといっても必ずしも何かあげるわけではなく、褒めるなどの言葉のプレゼントでもいいですし、仕事などを手伝うでもいいかと思います。
そうしてたくさんのプレゼントをしていると、相手の方からいろいろ話してくれるという効果も見込めます。

まとめ

まとめ

この記事では、コミュニケーション力をあげるための手段として、聞き力を身に付ける方法についてご紹介しました。

  1. 答えを持たずに聞く
  2. 主体的に聞く
  3. 声にならない声があると意識して聞く
  4. 質問は奪うことになると注意する

以上のことを意識しながら、まずは相手の話を聞くことから始めて下さい。これは仕事だけでなく恋愛や家庭でも使えますので、ぜひ意識して実践していただきたいです。

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