おすすめの投資信託の特徴・簡単な見極め法まとめ【実証済】

まめい

「投資信託といってもたくさん商品があって、どれがいいのか分からない」
「自分の今の運用方法が効率的かどうか確認したい」
「投資信託で失敗したくないな」

このようにお考えの方は多いのではないでしょうか?

実際の僕も、投資信託を始めた頃は何がいいのかよく分からず、周りに勧められたファンドを買ってた時期などもありました。
しかし、運用しながら勉強を積み重ねることで、だんだん理解してきて、今はコンスタントに収益に繋がるようになっています。

こんな僕が、投資信託のおすすめ運用方法についてご紹介します。

おすすめの運用方法

おすすめの運用方法

始めに、投資信託のおすすめ運用方法について解説します。

自分の感覚が耐えられるリスク量に抑える

リスクとは、価格変動による上下の振れ幅のことです。
一般的に「損するのがリスクじゃないの?」とお思いになるかと存じますが、上に振れることも下に振れることもリスクになるので、例えば儲かる幅が大きいこともハイリスクということになります。

資産運用で大事になってくるのが、このリスクをどこまで受け入れられるかです。具体的には、どこまでマイナスの数字を見ても平常心でいられるかが重要になってきます。

実際に投資信託を始めて元本割れを起こすことはよくあります。
しかし、そこで気持ちが萎えて辞めてしまうようでは、投資信託で成功することはできません。

したがって、自分がどこまでのリスクに耐えられるかをシュミレーションなどで確認しておく必要があります。

株式の買い時・売り時について

特に初心者の方は、買い時・売り時のタイミングが分からないと思います。そこで一般的に言われているおすすめの方法をご紹介します。

買い時

株式投資には、順張り投資(上昇してる株を買う)と逆張り投資(下落してる株を買う)がありますが、おすすめは順張り投資です。

ちなみに、リターンが大きいのは逆張り投資ですが、同時にリスクも大きいです。
理由は、ある程度の経験を積まないと下落から上昇に転ずるかどうかが分からないからです。

もし、下落してる株がこれから上がりそうだと予測できて買いたくなった時でも、一旦上昇傾向に転じてから購入しても遅くはないです。

またここが買い時と判断した時でも、一度に集中して購入せず複数回に分けることでその後の動向に対し柔軟に対応出来るので、リスクを減らすことが出来ます。

例えば、ある銘柄を余裕持って購入して、その後も成長し続けたら追加で購入する。
もし、成長が止まったら追加購入せず別のファンドを探す

売り時

売り時については、必ず目標価格を定めて売ることが大切です。
初心者にありがちな失敗として、売却タイミングを逃して下落してしまったり、逆に早く売ってしまってその後も上昇し続けた、なんてことがあります。
これは目標価格を設定せずに「まだいける」と判断した結果起きてしまったことです。

【目標価格の設定方法】
投資の世界に「3割高下に向かえ」という言葉があります。
これは、ある地点から3割変動したところが売買タイミングという考え方です。

必ずしも全てが3割の法則になるわけではありませんので、1つの目安にしていただきたいのですが、とにかく自分の中に基準となる目標を作ることです。

この考え方は逆に損をした時の損切の時にも重要になってきますので、損切の基準となるルールも作りましょう。

経済危機などで暴落してる時こそ最高の買い時

これは実際に資産運用している仲間からも聞いたことありますし、僕も実際にこの方法を取り入れて大きな収益を得ています。

これまでの経済危機といえば、

  • バブル崩壊
  • リーマンショック
  • コロナショック

などがあるかと思います。

いずれの場合も、株価が大暴落しました。
その後、一定期間を経て株価は回復しています。
このことから、単純に大暴落した後に買っておけば確実に儲けることができます。

ただし経済危機の時は、日常生活にも影響出るような事態になっていることが多いので、あくまで資金に余裕を持った運用を心がける必要があります。

NISAを使う

NISAとは、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。
ちなみに通常だと、約20%の税金が掛かります。

NISAを利用することで節税に繋がり、利益をより多く得ることができます。
ただし、いくつか特徴がありますので注意が必要です。

特徴
  • NISA口座は、1人1口座だけ(複数の金融機関に開設もできない)
  • 非課税投資枠は毎年120万円が上限(翌年に繰り越しもできない)
  • 非課税期間は5年で、投資枠は最大600万円
  • NISA口座の申込書は、1金融機関のみに提出すること
  • 新規の投資が対象、保有している投資信託などの移管はできない
  • 払い出しや売却をした分の枠は再利用できない

ただし、新規の投資信託初心者に不利益になるようなデメリットはありませんので、まずはこの非課税枠の利用をおすすめします。

おすすめしない運用方法

おすすめしない運用方法

次に、おすすめしない投資信託の特徴と見極め方について解説します。

信託報酬が高いファンド

投資信託を運用するにあたって以下の運用コストが掛かります。

  • 購入手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

このうち信託報酬は、年0.5%~2%ぐらい掛かります。
長期投資を行う時は、この信託報酬が大切になってきます。


例えば、わずか0.1%の差だったとしても、10年以上運用していると大きな差となってきます。
投資信託を検索していくなかで、似たようなファンドを見かけることが多いかと思いますが、この時信託報酬を気にして選択することをおすすめします

アクティブファンド

投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。

・インデックスファンド…日経平均株価などの指数に沿った運用成果を目指す
・アクティブファンド…日経平均株価などの指数を超える運用成果を目指す

一見すると、アクティブファンドの方が利益が出そうに感じますが、それだけ投資の専門家を使って運用してるということで、信託報酬などの運用コストが高めに設定されています。

長期投資ということになると、コストが重要になってくるので、よほど大きな成果を出さない限りインデックスファンドよりも利益を出すことは難しくなってきます。

したがって最初は、インデックスファンドを選択することをおすすめします。

ランキング上位のファンド

よく投資信託の人気売れ筋ランキングを出してるサイトをよく見かけますが、必ずしも効率よく利益が出るとは限りません。

日用品や家電などは人気ランキング通りに買い物をして上手くいくことが多いですが、投資信託に関しては、単に販売やお金を集めるために営業が力を入れてるだけの場合もあります。

ネット証券のランキングには、そういった営業による集客は行われてないので、一見正しく感じられますが、なかにはハイリスクなファンドを短期投資で運用してる投資もいて、そのような成果もランキングに含まれています。

したがって、ランキングだけに注目するのではなく、しっかりとそれぞれのファンドの運用実績を確認したうえで選択することが大事です。

過度な分配金を出してるファンド

ここ最近は低金利状態が続いているなかで、資産運用による分配金が貰えるファンドに人気が集まる傾向にあります。
確かにお小遣いのようにもらえる魅力がありますが、分配金が多いから優れているとは限りません。

例えば、投資信託の分配金には、特別分配金といって元本の取り崩しが含まれることがあります。

特別分配金…ファンドの基準価格が買値を下回れば、分配金が元本から支払われる

つまり、いつの間にか元本が減っていたことにより、成長していてもトータルでマイナスになってることもあります。

テーマ型などのファンド

テーマ型のファンドも人気があります。
最近だとAI・ロボットなど、これから伸びそうな業種向けファンドが該当します。

ただし注意点として、テーマ型は長期投資には向きません
理由は、ブームが過ぎたら株価が頭打ちになり、その後は下落し続ける傾向にあるからです。

投資家は、常に将来を見据えて運用していますので、マーケットで人気になっている時には、株式市場では既にピークに達してることが多いです。
例えば過去の例だと、世の中でパソコンが流行ってた時に、投資家は次のスマホ事業に興味を持っている、といった感じです。

したがって、常に世の中の動向を探りつつ次々とテーマ型を乗り換えていく場合はいいのですが、長期投資には向きません。

まとめ

まとめ

投資信託のおすすめ運用方法について解説しました。

証券会社のホームページには、難しい用語や数字などが並んでいて難しい箇所もあるかと思いますが、ぜひこの記事を参考にしながら運用してみて下さい。

また、このブログでは資産運用や副業に関する記事も多数ご用意しておりますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

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