プログラミングスクールに興味ある方のなかには、このようにお考えの方は多いのではないでしょうか?
実際の僕もプログラミングスクールに通うと決めてから、いろいろ調べたり何校か話を聞きに行き、これだと思ったスクールに通い卒業しましたが、入校するまで中身は全く分からなかったです。
そんな僕がプログラミングスクールに通うメリット・デメリットなどについて解説します。
目次
プログラミングスクールのメリット・デメリット5選
まず始めに、プログラミングスクールのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- 講師に質問し放題
- 就職・転職サポートが付いている
- 仲間を作りやすい
- 費用が掛かる
- 過度な期待がストレスになる
メリットまとめ
プログラミングスクールは基本的に自主学習スタイルを取っているところが多いです。
そして、カリキュラムに沿って学習を進めていくなかで、詰まったり分からないところを講師に質問しながら理解していきます。
したがって、独学で学ぶよりも時短になります。
また、就職などのキャリアサポートがついていたり、共に頑張っている生徒同士の繋がりが生まれたりもしますので、卒業後の人生にプラスになります。
デメリットまとめ
プログラミングスクールに通うためには受講料を払わないといけません。
一般的に約50~80万/半年ぐらいが相場と言われていますが、決して安くはありませんのでしっかり計画を立てる必要があります。
そして、いざプログラミングスクールに通い始める時に、自分に対して過度な期待を持ち過ぎてしまうと後でストレスに感じる可能性が高くなります。
理由は、プログラミング自体が難しい勉強だからです。
プログラミングを始めて挫折する人が90%以上いるというデータにもあるように、スクールに通っているからといっても、決して楽な道のりではないということは自覚しといた方がいいです。
しかしながら、しっかり勉強しながら理解していくことで、確実に自分ができる仕事の質と量が増えますので、くじけずに継続することが大事になります。
プログラミングスクールを否定する意見についてまとめました。
よくネット上には、「プログラミングスクールの闇について」や「プログラミングスクールやめとけ」という意見や記事があります。これらの意見について解説します。
意見の出どころはベテラン現役エンジニア
まず、このような意見の多くは現役エンジニアのなかの特にベテランさんが発信していることが多いです。
理由は、ベテランの現役エンジニアから見ると、スクールのカリキュラムは簡単に見えており、これだけでは仕事に繋がらないと判断しているからです。
また、中途半端なスキルを持った人達が案件を食い荒らすことで、それが爆弾案件化してしまい最終的には自分達が苦労すると考えている可能性もあります。
爆弾案件とは、費用・期限などの条件が厳しい案件のこと。元々厳しかったわけでなく、過去に受けたエンジニアができなくて途中で投げ出すことで厳しくなったケースが多い。
考察
これらの意見に関しては、確かにその通りだと感じます。
プログラミングスクールのカリキュラムだけやっていても稼げるようにならないことも事実ですし、中途半端なスキルを持った卒業生エンジニアが、無言のまま途中で投げ出して爆弾化した案件を何度も経験しています。
そういう意味では、ベテランエンジニアさんの意見も正しいと言えます。
しかし、現在エンジニアが不足していることも事実ですし、未経験にとってプログラミングの勉強自体が難しいことも事実です。
そんななかで、少しでも挫折率を減らそうと頑張っているプログラミングスクールを、ただ否定するのはいかがなものかとも感じます。
また、このような意見を言ってるエンジニアにもルーキー時代がありましたが、それを忘れてしまってるのだろうとも考えられます。
ちなみに、僕自身プログラミングスクールを利用して良かったと思っています。
したがって、未経験から勉強を始めるきっかけとしては、十分な役割を果たしていると思いますので、勉強で挫折しそうな人やモチベ低下したくない人にとってはいい環境だと言えます。
プログラミングスクールのおすすめポイント3選
最後に、こんなプログラミングスクールはおすすめというポイントをご紹介します。
- オンライン環境がしっかり整っている
- 幅広いスキルを持った講師が多数いる
- 仲間が作りやすい環境が整っている
オンライン環境がしっかり整っている
最近では「新型コロナウィルスによる影響」でテレワークなどが増えています。
プログラミングスクールでも同様で、オフラインでやっていたスクールがオンライン環境を整備しています。
しかし、オンライン環境だと挫折しやすいというデータがありますので、質問対応などを含めて学習環境が整備されているかは重要なポイントになります。
幅広いスキルを持った講師が多数いる
未経験から勉強を始めて、分からないところなどを講師に質問していると時々説明が理解できないことがあります。
理由は、エンジニアとしてのスキルは持っていても、未経験者に教える講師のスキルまでは持っていないことが多いからです。
また、専門用語などもかなりありますので、最初は戸惑うことも多いかと思います。
そんななかでも、例えばデザインやサーバー関係などの専門スキルを持った講師の説明は分かりやすいことが多いです。
したがって、スクールを選ぶ時にどのような講師がいるか確認しておいた方がいいでしょう。
仲間が作りやすい環境が整っている
プログラミングスクールの生徒の環境では、分からないところなどを講師がフォローしてくれるので、案件などにも挑戦しやすいです。
しかし、大半のスクールでは卒業してしまったらサポートが受けられなくなります。
一人で何でもできるぐらいにスキルが身に付いていれば良いのですが、スクールのカリキュラムだけでそこまでいくのは難しいです。
そんな時に、共に頑張っている仲間がいれば助け合うことができます。
ただし、ただ勉強を頑張っているだけでは仲間はできないので、積極的にアウトプットすることが大事になります。
この効果は想定以上に大きいので、プログラミングスクールに通う大きなメリットの一つと言えるでしょう。
まとめ
この記事ではプログラミングスクールに通うメリットや独学との違いなどについて解説してきました。
近年では義務教育に組み込まれたり、エンジニア不足という状況などからプログラミングを始める方が増えています。
しかし、同時に挫折し辞めていく人も増えています。
これから始めようか迷っている方は、このような状況であることをしっかり理解したうえで、スクール・独学・メンターなどから選択する必要があると言えるでしょう。
「最近プログラミングスクールのCM多いけど、メリット・デメリットってあるの?」
「プログラミングスクールを否定している意見は信用できるのかな?」
「プログラミングスクールのおすすめポイントが知りたい!」