こんなプログラミングスクールはやめとけ【スクール卒業生が語る見極め方】

まめい

「プログラミング勉強したいけど、スクールはやめた方がいいのかな?」
「プログラミング勉強は難しそうだけど、スクールより独学の方がいいのかな?」
「プログラミングスクールの実態について知りたい!」

最近はプログラミングを始める方が多い傾向にありますが、これから始めようと思われてる方のなかには、このようにお考えの方は多いのではないでしょうか?

実際の僕も、プログラミングを始めようと決意するまで何度も悩みましたし、スクール選びもかなり慎重になっていました。
今はプログラミングスクールを卒業しており、身につけたスキルを使ってコンスタントに案件で稼いでいます。

そんな僕が、プログラミングスクールの実態などについてご紹介します。

プログラミングスクールはやめた方がいいという意見について

プログラミングスクールはやめた方がいいという意見について

ここ最近は、ネット上で「プログラミングスクールの闇」や「プログラミングスクールやめとけ」といった内容の記事やコメントを見かけます。
これについて、卒業生目線から解説します。

プログラミングスクールの教材に雑さがある

一般的にプログラミングスクールの教材は、学校や塾の教科書のように細かく作り込まれていないことが多いです。

これの理由としては、教材を細かく作り込む余裕なくスクールを開校しているからです。
実際に僕の通ったプログラミングスクールも、開校直後は講師不足や他社の教材(Paiza等)を使用しているといった問題があったようです。

また、優秀なスクール生徒は個々にテキストを購入して勉強していますし、ネットでの調べ方も元々上手です。
スクールの教材がしっかり作られていない証拠ですよね?

したがって、もしそのスクールから優秀なエンジニアが排出されたとしても、スクール自体が優秀とは限らないということを理解する必要があります。

僕が卒業したプログラミングスクールの2021年時点では、カリキュラムは大幅更新されており講師陣も多種多様に採用しているので、だいぶ勉強環境が改善されているように感じます。

講師陣の考えや方針が統一されていない

一般的にプログラミングスクールの講師は、大きく分けて二つのタイプに分かれます。

スクール講師のタイプ
  • 現役エンジニアが副業している(引き抜きも)
  • 現場未経験のスクール卒業生

これらの講師陣は、それぞれバラバラの考えや方針を持っていますが、スクールはそこには一切触れず、とにかく講師してくれとお願いしています。

これの理由としては、話し合ったとしても折り合いがつかず解決しないと見込んでいるからです。

エンジニアといっても、業界には様々なタイプがあります。
そして、エンジニアは専門性に特化していることが多いので、お互いの意見がぶつかり合うことが多いです。
そんな状況なのでスクールとしては、とにかくそのスキルを使って講師をして欲しいと1人1人にお願いしているのでしょう。

したがって、講師陣は基本的に考えや方針がバラバラなので、同じ質問を複数の講師にしても、違った回答が返ってくることも理解しておいた方がいいです。

就職・転職サポートされていない

プログラミングスクールにはよく就職や転職のサポートがついている、と聞くことが多いかと思います。
しかし、ここにも落とし穴があることを理解しておく必要があります。

それは、生徒の希望会社などは一切選ばせてくれず、スクールが提示した会社しか選べないという事実です。またスクールは、なかなか就職が決まらない生徒に関しては、どんどん下位の会社を紹介していきます。この方法だと必ず就職できますので、ホームページにある高い就職率という数字に惑わされないことが大切です。

したがって、プログラミングスクールの就職・転職サポートについて、高い希望を持たない方が良いでしょう。

勉強時間はあくまで参考値

プログラミングスクールの体験会・説明会などでよく目安の勉強時間を提示されるかと思います。
しかし、この数字はあくまで目安であり、これをクリアしたら必ずできるというものではありません。

たとえば、「500時間勉強して下さい?」というお話をスクールから聞いたとします。
しかし、勉強には個人差がありますので、500時間以内でできるようになる人もいればそうでない人もいます。
ちなみに僕の場合、500時間では全然足りませんでした。
だからといってスクールへの不満はありません。
理由は、独学だともっと掛かっていたと本気で思うからです。

したがって、スクールから言われる勉強時間の数字を鵜吞みにする必要はありません。
それよりも体験会や説明会にしっかり参加し、プログラミングの中身に触れたうえでこれから出来そうかどうかを判断する方が得策です。

プログラミングを勉強するのに独学でも問題ない理由

プログラミングを勉強するのに独学でも問題ない理由

次にプログラミングの勉強について、結論から申しあげると独学で始めても問題ありません。

理由は、どちらを選択しても最終的に行き着く場所は同じだからです。

ただ、スクールに通った方が独学よりも早くスキルが身につく傾向にあります。
しかしながら、これには個人差がありますし、スクールに通ってても挫折して辞めてしまった人を何人も見かけており、一概には言えないとこともあるので、参考程度に捉えていただけたらと思います。

したがって、プログラミングを勉強するのに独学でも問題ありません。

プログラミングスクールに通った感想

プログラミングスクールに通った感想

最後に、実際にプログラミングスクールを卒業した立場から考察します(個人的考え含む)。

まず、プログラミングスクールで得たものはスキルだけではないということをまず申し上げておきます。

スキル以外に得たもの
  • 共に頑張っている仲間(他生徒・講師)
  • IT系の会社経営者との繋がり

僕は、元々エンジニア転職にはあまり興味がなく、会社員しながら勉強でスキルを磨き、副業で稼ぐという目的を持って入校しました。

スクールで勉強していると、他生徒との交流もあり一緒に頑張る仲間が増えました。
その仲間のなかに会社経営者と関係を持つ人がいて、その経営者からの案件を仲間と一緒にやっているうちに、僕も仲良くさせてもらえるようになり、そこからいろんな案件をいただけるようになりました。

この経験や繋がりを独学で得ることはなかなか難しいと思いますし、約半年間というスピード感でこれを実現するのは困難と言えるでしょう。

したがってプログラミングスクールでは、スキル以外にも得られるものがたくさんあるという可能性を秘めていますので、判断材料の一つとして持っておくことをおすすめします。

まとめ

まとめ

この記事では、プログラミングスクールの実態のご紹介や、やめとけという意見に対する考察などを解説してきました。

2020年から続いている「新型コロナウィルスによる自粛の影響」で経済が冷え込んでいるなかにおいても、IT業界には強い追い風が吹いています。実際にweb制作案件も多数あります。

このことから、今後プログラミングを始める方はますます増えていくことが予想されます。
そんな状況下において、自分に合った勉強法を見つけることが継続や成果に繋がり、自分の人生をより良くしてくれることでしょう。

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